三号中鋒 半紙1〜6字に向きます。漢字楷書・行書に最適です。学童・初学者向け。
穂首に適当な弾力と、穂先のまとまりさらに腰を強くし、従来からの筆サイズにとらわれず書きやすい大きさに仕上げました。
- 「はねる、はらう、とめる、ぬく」という書道の基本的な動きが簡単にできます。
- 筆遣いがしやすく、滑らかで綺麗な線を引くことができます。
- 根元まで全部おろして使って下さい。
- 穂首を軸に深く埋め込んでいるので、弾力がありトメやハライの後、穂先がまとまり易くなります。
- 材質
- : 馬毛・羊毛・鹿毛・ナイロン毛
- 穂径×穂長
- : 11.0×45mm
- 軸径×軸長
- : 9.7×201mm
学童用の筆の洗い方
洗い方が不充分だと、段々と固まってきて、筆の働きが悪くなり、ゆったりとした字が書けなくなります。
この状態になれば、器に熱いお湯を入れ、筆を浸して一晩置きます。
毛は痛みませんから心配いりません。
筆を固めている墨を柔らかくする為です。
ぬるま湯では柔らかくなりません。少し柔らかくなれば、爪で五ミリ間隔位に荒割りをし、両手にはさんでもみ洗いします。
黒い汁が出なくなれば、水中で櫛をかけて毛を揃えて乾かします。
筆のお手入れ(使用後の筆の洗い方)
※(根元までおろした太筆・細筆):
水道の水を穂首にあて筆の腰(穂首と軸の付け根)を人差し指と親指でつまみ、残墨を絞りだすように流水で洗います。その後、指で毛筋を真っすぐにそろえるようにしながら水を絞り出します。乾かす時は穂先を下にして陰干しをしてください。
※(根元を固めた太筆・細筆):
筆に墨が残らないよう穂先に水をつけて、紙の上で毛筋をまっすぐにしてぬぐいます。この作業を数回繰り返しますと墨はほとんど無くなります。乾かす時は穂首を下にして陰干しをして下さい。